実家の墓じまいで津和野へ。法事ついでの旅行もこれが最後かと、ぐるっと山陰から山陽まで「松江-玉造温泉-出雲大社-津和野-湯田温泉-倉敷」を駆け足でまわってみることに。
2023.5.19-21
三宮から神姫バス4時間の旅で、お昼ごろ松江に到着。松江城のお濠に沿っててくてく、まずは八雲庵でお庭を眺めながら割子蕎麦をいただきます。
お城の隣にある興雲閣は、明治時代に建てられた迎賓館。お洒落なんだけど、鹿鳴館かという大広間のとなりに畳部屋があったり、洋風なのに天井がお城と同じ板張りだったり、アンバランスで面白い。
1日目のお宿は玉造温泉の長生閣。まずは温泉街の偵察がてら日本酒バー「ひとしずく」で地酒飲み比べ。お土産に「月山」3兄弟とおつまみ研究所の「イカ耳」やら「しじみ」やら買い込みます。あとは旅館でお食事&温泉三昧。
翌朝、駆け足で出雲大社にお参り。出雲空港からなだれ込んできた観光客で朝から賑わってます。
今回の目的地、津和野の永明寺(ようめいじ)へ。歴代藩主の菩提寺で森鴎外のお墓もある曹洞宗のお寺です。法事も終わって本堂を見渡し、お庭を眺め、津和野の町を散策していると、この何十年の間に見送った人たちを思い浮かべてなんだか懐かしい気分に。
夕方湯田温泉に移動して、いつもの磯くらさんで一杯。
翌朝出立までの時間、足湯カフェ「狐のあしあと」でまったり。
帰りは倉敷で途中下車。何十年ぶりかの美観地区はお店がひしめき合って賑やかなこと。まずは「富来屋本舗」で、きび蕎麦のお昼。
路地裏にはデニムストリートやおしゃれなスイーツのお店がいっぱい。
時代劇にでてきそうな古い町並み。そして大原美術館、そして蔵また蔵。
最後はこれまた懐かしい、アイビースクエア。明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)発祥工場の保存材を再利用した複合観光施設です。今はなき倉敷チボリ公園がオープンしたての頃、ちびっ子たちとお泊りしたよ。
2024.6.10