高松港から大島へ。ハンセン病患者の療養所としての大島は時間が止まったような静かな島。温室跡の「声の楔(Os13)」、かつて入所者が暮らしていた寮(Os01-05、13)に島唯一の木造船を展示した「海のこだま」など。
高松に戻ると琴電に乗って栗林公園へ。高松藩主松平家の別邸、特別名勝の中でも最大とあって、ちょっとお散歩のつもりが迷子になりそうな広さ。
夜は吉田類さんもやってきた「ふるさと」をのぞいて、ライオン通り商店街をプラプラ。駅前の立喰い寿司「七幸」の美味しいお寿司と綾菊で一杯。
まずはバス&徒歩で海と棚田を眺めつつ豊島美術館(Te13)へ。天上から差し込む光と風を感じながらしんとした床に座ってコロコロ湧いてくる水玉を眺める至福のひととき。不思議な静寂の美術館です。
館内撮影禁止なので詳しくは→ https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html
唐櫃岡集会所から荒神社までの集落をぶらぶら。産廃の島のイメージからほど遠いのどかな風景の中に作品が点在。紐を引っ張ると「どうして私を捨てたの~~」と叫ぶ、海の漂流物でできたオブジェが強烈でした。(動画撮ればよかった。。)
家浦へ戻って、豊島横尾館(Te02)へ。横尾忠則さんのカラーはちょっと苦手なのですが、強烈な存在感には脱帽です。生と死を想起させる哲学的(?)な庭とくらくらするトイレ。
これにて豊島めぐりは終了。海のジェラートをいただいて一服です。Yさん、お疲れさま! いろいろありがとう。
2024.6.10