金沢-日光-東京大回り

GW直前、金沢ー日光ー東京をぐるっと大回りの旅。

初日、金沢でK子さんと合流。自宅に泊めていただいた上に早朝の金沢駅まで旦那さまに送っていただきました。この上なく感謝です!

最終日は東京で娘と合流。すっかりお任せで美術館へ引率してもらい、またまた感謝です。皆さんのおかげで盛りだくさんの楽しい5日間でした。

2019.4.24-28


【行程】

1日目:大阪-金沢(サンダーバード)

    ◆近江市場&ひがし茶屋町

    金沢泊

2日目:金沢-高崎(北陸新幹線)

    ◆あしかがフラワーパーク

    ◆大谷資料館

    宇都宮泊

3日目:◆日光(定期観光バス)

    鬼怒川温泉泊

4日目:◆鬼怒楯岩大吊橋

    ◆益子陶器祭り

    宇都宮-東京(東北新幹線)

    東京泊

5日目:◆熊谷守一美術館

    東京-新大阪(東海道新幹線)

今回は金沢まで「おとなび早特」を利用したので、「金沢-小山-東京-大阪-神戸」の大回り乗車券(1週間有効)を握りしめての周遊となりました。



◆金沢

初日に金沢でK子さんと合流。お寿司も海産物もお酒も魅力的♥ちょこっと近江市場へ。あいにく水曜は休みの店が多く、浅野川を渡ってひがし茶屋町界隈までぷらぷら。旧い街並みも素敵ですが、お茶に和菓子に佃煮、金箔工芸品などなど、そそられるお店がいっぱいで、ゆっくり再訪したいところです。


◆あしかがフラワーパーク

翌早朝、金沢から北陸新幹線と両毛線を乗り継ぎ、あしかがフラワーパークへ。

入園料・開園時間はお花次第だそうで、この日は満開料金でした。

広々として花いっぱいの春を満喫。新緑の山並みも綺麗です。

大藤が満開で夢のよう。

白藤のトンネルはちょっと見頃より早かったかも。

 

缶ビールで藤のお花見。

至福のひとときです。

 


フラワーパークと言うだけあって、つつじ、しゃくなげ、チューリップ、紫陽花やハナミズキ。水辺には珍しい黄色やピンクのカラーもあります。


◆大谷資料館

午後は宇都宮からバスで大谷資料館へ向かいます。

ここは大谷石採掘の歴史に関する資料館で、日本遺産に認定されています。

大谷の地質や採掘場跡を時代を追って見ることができます。

入口からは冷気が漂ってきて、地底探検に行く気分。わくわく!

どんどん階段を降りて、地下の巨大空間へ。大谷石に囲まれてド迫力の別世界です。

ステージのように見えますが、ここは切り出した石を車に積み込む場所で、荷台の高さにあわせてあるそうです。

ここは地下神殿か?という幻想的な雰囲気と音響効果も魅力的で、映画のロケやプロモーションビデオの撮影にも使われるようです。


大谷観光一日乗車券に資料館と大谷寺の入場・拝観券が付いています。

折角なので観音様も拝んで行きましょう。

締めは宇都宮名物ギョーザの食べ比べ♥

「みんみん」はスタンダードで飽きのこない焼き餃子とシンプルにゆでた水餃子。

「青源」は葱たっぷりのみそだれで、水餃子もみそ味です。これが見た目はみそ汁だけど酸味があって餃子によく合うスープです。

そして餃子にはやっぱりビールですかね。



◆日光

この日は朝から雨模様。

観光バス「東武バス 日光一日満喫コース」なので助かったかも。


 まずは日光の表玄関、神橋へ。

霞がかった山間に朱色の欄干が映えますね。

霧の中、いろは坂のカーブを数えながら中禅寺湖畔の二荒山神社へ。


男体山(二荒山)は山全体がご神体で、本宮、中宮祠、奥宮の3つのお社があります。奥宮への登山はパスして、今回は二荒山神社中宮祠の八乙女神楽と中禅寺立木観音の参拝です。

お待ちかね中禅寺金谷ホテルで優雅なランチです。

雑誌でお勧めのベイクドチョコレーズンを抜かりなくお土産に。

華厳の滝は霧に覆われて全く見えず、諦めて滝の音だけ録音してきました。

日本三名瀑のひとつ、落差97mの迫力あるお姿を拝みたかったわ。残念。

さて気を取り直してメインの「東照宮」「輪王寺」「二荒山神社本宮」へ。

参拝ルートはこんなかんじです。https://mapandnews-japan.com/09nikkotoshogu/demo.html?csv=poi.csv

まずは日光山輪王寺。

大仏三仏堂のご本尊は、「千手観音」「阿弥陀如来」「馬頭観音」さまたちです。


続いて日光東照宮へ。荘厳で圧倒されますね。

石鳥居、五重塔、三神庫、神輿舎、祈祷殿、とガイドさんの説明付きでタッタカ回ります。

 

詳しくはこちら>>

「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿は神厩舎の正面と西側に彫られている16匹の猿の一部です。

「眠り猫」

伝説の彫刻職人、左甚五郎の作。


陽明門と左右に延びる廻廊。

外壁には極彩色の花鳥の彫刻が一枚板の透かし彫りで施され、それは見事です。

陽明門裏側の西から二本目の柱だけ模様が逆さまの「魔よけの逆柱」

ご本社の中は撮影禁止なので、唐門だけちょこっと。

最後は二荒山神社本宮で縁結びの祈願。(誰の?)


◆鬼怒川温泉

観光バスの終点は鬼怒川温泉。

お宿は景色もよし、お料理もよしの素敵な温泉旅館です。

温泉でほっこりした後は、名物湯葉のサラダ仕立てや鹿さしに栃木の地酒飲み比べ。

朝ごはんも生湯葉や鮎の一夜干しなど充実の品ぞろえです。


◆鬼怒楯岩大吊橋

翌朝は風が強くて寒いので鬼怒川下りはやめにして、大吊橋までお散歩です。

ゆらゆら揺れて足がすくむ橋の真ん中から鬼怒川の絶景をパシャ。あとは橋のたもとの足湯カフェでのんびりと。紅葉シーズンに川下り、リベンジしたいですね。


◆益子陶器市

午後は日光から宇都宮へ、さらにバスで1時間。

益子の陶器市は広いエリアに溢れんばかりのお店がひしめいて、観光客も目白押し。

お目当ての茶碗を探しに走り回ります。

夕方K子さんとお別れして、新幹線で東京へ。



◆熊谷守一美術館

最終日、東京でちょこっと美術館へ。

映画「モリのいる場所」で話題になった画家熊谷守一さんの特別展です。

30年間自宅から出ず、庭の花やら虫や鳥やら描き続けて生涯現役で97歳まで。

その自宅跡が美術館になっています。



最後は東京から新大阪まで東海道新幹線で、大回り乗車券は神戸市内まで有効です。

 

以上

充実の5日間でした!