ふ~やれやれ やっぱ日本が一番やわ
大寒波の日本から6時間、LCCの狭い座席でキューキューしながらドンムアン空港に到着すると、バンコクは30度を超す蒸し暑さ。
脱水してヘロヘロになりながらも、アユタヤの遺跡とバンコクの金ぴか仏像巡りを堪能して、3日間で駆け抜けてきました。
2/15 関空発 9:55- ドンムアン着 13:55
アジアティーク
2/16 クルージング&アユタヤ
2/17 バンコク寺院巡り
ドンムアン発 1:15-
2/18 関空着 8:40
夕方バンコク・パレスホテル着。下町立地の中級ホテルで、古いながらもタイの雰囲気を大事にしつらえたホテルです。日本語ペラペラのおじさんスタッフがいるのも心強いです。
一息ついたら、BTSとシャトルボートを乗り継いでアジアティークへ。
BTS(スカイトレイン)はバンコク市内を各駅2、3分で気軽に移動できるすぐれもの。。。のはずが、駅名から何から慣れないタイ語の表記で、切符買うにもオタオタする始末。
緊張しつつも、サパーンタクシン駅で降りるとシャトルボートに乗り換えです。
バンコクは川が多く、水上から高層ビルを見渡すとどこか大阪に似た雰囲気。アジアティークは神戸ハーバーランドを彷彿とさせます。
風景はさほど違わないのに、チンプンカンプンのタイ語(こんなかんじ↓)の看板に異国を感じます。
現地のHさんお勧めの観覧車にも乗りたかったけど時間がなく、そそくさと食事を済ますとカリプソのニューハーフショーへ。宝塚の逆バージョン(?)コミカルアレンジというかんじで、ど派手なおねえさんたちの歌やダンスで楽しませていただきました。
早起きして、念願のアユタヤへ。
ロビーでツアーのお迎えを待ちます。
春節の飾りでにぎやかな船着き場からチャオプラヤー川を遡り、アユタヤまでクルージング。
バンコクのビル群が遠ざかり、いくつもの寺院を眺めつつゆるゆるしていると、ようやくタイに来た実感が。。。
お待ちかねのランチタイム。予想以上に美味しくて、中でもトムヤンクン一押しです。デザートはちょっとお抹茶が欲しくなる甘さ。
広い船内にお客は5組ほどで、優雅なランチを終える頃にアユタヤ到着です。
まずはチャオプラヤー川の中州にある王様たちの夏の離宮へ。
物見の塔から見渡す庭園はとても美しい。しかし、暑~い。。
1350年から400年、35代の王様が治めたアユタヤ王朝は1767年にビルマと戦って陥落。りっぱな建造物は焼かれて、金や宝石は略奪され。。。なんと残念なこと
ワット・マハータート
木の根に取り込まれた仏頭
ワット・ロカヤスタ
全長28mの横たわる仏様
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット
復元された金ぴかのご本尊
そしてひたすら遺跡を巡る。。。
最終日は豪華絢爛バンコクの王宮と寺院めぐりです。
ツアーの集合はエアポートリンク・マッカサン駅。ベルボーイのお兄ちゃんがわざわざ通りで、タクシーを拾ってくれました。
まずはワットプラケオ(エメラルド寺院)。
バンコクに遷都、王朝の守護寺として1784年完成。基礎には破壊されたアユタヤのレンガが使われているらしい。
タイのお寺で目を引くのは、独特な屋根の稜線(ナーガ蛇王の胴体)と突起(鳥の尾っぽ)です。てっぺんにはチョー・ファーという神聖な棟飾りが載っています。
続いて隣の王宮へ。敷地内にはきらびやかな建物が目白押し。
チャクリー・マハ・プラサート宮殿
チャクリー王朝100周年記念の宮殿でビクトリア様式とタイ様式の融合建築。
ドゥシット・マハ・プラサート宮殿
王宮内で最も古い建物で、戴冠式に使われていた。
次は渡し船で対岸のワットアルンへ。
そびえたつ大仏塔は圧巻です。
みんな大好きな国王一家。肖像がいたるところに…
建物を支えているヤツら(インドラ神、ガルーダ、悪魔、猿などなど)がお茶目です。どれもこれも気が遠くなるような細かい細工で、恐れ入りました。
最後は巨大寝仏ワット・ポー
仏様の足の裏には、須弥山図やバラモン教の宇宙観が108面の螺鈿細工で描かれています。ありがたや。
午前とはいえ既に暑い。。。仏像巡りで3時間歩き回ってクタクタです。午後は涼しいスーパーとセントラルデパートでお買物。夕方マッサージでちょっと元気を取り戻してから、夜中のタイエアアジア便で帰路につきます。
以上で駆け足タイの旅終了。
付き合ってくれたYさん、ありがとう。
お疲れ様でした~~
2024.6.10